オーディオミキサーによるミックス
オーディオミキサーを開く

 オーディオミキサーウインドウでは、各オーディオトラックのボリューム、パン等のミックス情報を視覚的に表示、調節することができます。

 オーディオミキサーウインドウを表示するには、ウインドウメニューで「オーディオミキサー」を選択するか、コントロールバーのウインドウボタンセクションにあるオーディオミキサーボタンを押します。 オーディオミキサーウインドウが開きます。

ミキシング

 オーディオミキサーウインドウ

 オーディオミキサーウインドウの操作は、ほとんどMIDIミキサーと同様に行うことができます。

 オーディオのレベルメーターは、0dbを最大とし、左端が-36db、右端が0dbで、大きい目盛りは6db単位、小さい目盛りは3db単位で表示されます。レベルメーターの黄色い部分は-6db〜-3db、赤い部分は-3db〜0dbです。各バス、マスターのステレオレベルメーターは、上がLチャンネル、下がRチャンネルで表示されます。

ステレオ/サラウンドリンク

 オーディオトラックのトラック番号をダブルクリックするか、Lボタンを押すと、ステレオ/サラウンドリンクのON、OFFを切り替えることができます。ステレオリンクがONの状態では、トラック番号の部分にLnkが表示されます。リンクの切り替えはオーディオトラックウインドウで行うこともできます。

 リンクされたトラックのパンポット以外の全てのパラメーターは、一つ前のトラックに連動して動きます。ステレオ/サラウンドソースを同じレベルでミキシングしたい場合などに利用すると便利です。また、このステレオ/サラウンドリンクは、後で説明するオーディオコントロールに対しても有効です。

モニター

 モニター機能を使うことにより、オーディオ入力からの入力音をオーディオミキサーに立ち上げることができます。モニターのON/OFFを切りかえるには、Oボタンを押します。Oボタンが押されていない状態(初期状態)ではオーディオトラックの再生音が、押されている状態ではオーディオ入力からの入力音がオーディオミキサーに入力されます。

グルーピング

 グルーピングを行うと、複数のトラックのフェーダーやツマミをまとめて操作することができます。グルーピングを行うには、ウインドウ左端のトラック番号の書かれた列をクリック、もしくはドラッグして、グルーピングしたいトラックを選択します。選択されたトラックのフェーダー、ツマミは、そのうちのどれか一つのフェーダー、ツマミの動作に連動します。

 現在のグループは、グルーピングボタンでグループとして登録することができます。グループを解除するには、グルーピングされたトラックを選択した状態でグルーピング解除ボタンを押します。

 作成した複数のグループの設定は、保存しておいて後から呼び出すことができます。グループの設定を保存するには、コンボボックスにグループ名を入力して登録ボタンを押します。既に保存されているグループの設定を呼び出すには、コンボボックスから呼び出したいグループを選択します。既に保存されているグループの設定を削除するには、コンボボックスから削除したいグループを選択し、削除ボタンを押します。

オートメーション

 Wボタンを押した状態でフェーダー、ツマミの操作を行うと、その操作をオーディオコントロールに記録し、後で再現することができます。記録した操作は、Wボタンの左隣のRボタンが押された状態で再現します。記録した操作は、オーディオコントロールで画面に表示し、編集することができます。


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