ミックスダウン
ミックスダウンとは
ミックスダウンとは、オーディオをミックスした結果のステレオ/サラウンドのファイルを作成する作業です。完成した曲をCD-Rに焼いて配布したり、MP3で圧縮して配布したりするには、ミックスダウンを行いWavファイルを作成する必要があります。
ミックスダウンの準備

ミックスダウンを行うには、まずミックスダウンの結果をレコーディングするオーディオトラックを用意します。ミックスダウン用のオーディオトラックを作成するには、空白のオーディオトラック上で右クリックし、トラックの新規作成で、ステレオミックスダウン(ステレオの場合)を選択します。
こうして作成したオーディオトラックは、Input DeviceがマスターのL、R(41番以降)に設定されています。この状態でレコーディングを行うと、オーディオミキサーのマスターセクションの最終段を通過した音声がこれらのトラックにレコーディングされることになります。
サラウンドソースのミックスダウンを行う場合は、トラックの新規作成で5.1chミックスダウンや6.1chミックスダウンを選択します。
ミックスダウンを行う
ミックスダウンの準備ができたら、再生位置を曲の先頭まで移動し、レコーディングボタンを押します。

オーディオレコーディングウインドウが開いたら、「オフラインミックス」をチェックします。続いて、「オートパンチアウト」の「小節単位」に、曲の終了位置を入力します。開始ボタンを押すとオフラインミックスが始まり、しばらくするとミックスダウンが完了します。

ミックスダウン結果をWavファイル形式で保存
ミックスダウンが完了したら、ミックスダウンした結果作成されたWAFを、オーディオエディットウインドウ、もしくはオーディオエントリーウインドウからWavファイル形式で保存します。
サラウンドの場合、ミックスしてできたWAFを複数選択してWavファイル形式で保存することにより、一度の操作でそれぞれのチャンネルをモノラルのWavファイルとして出力することができます。
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